中学生になると異性も気になりだす年頃です。思春期で第二次成長も始まり、親との関係も少しずつ大人同士のつながりのようになってきます。
そんな中学生たちですが、自分の体型が気になりだし、女の子であれば太っているやせていると気になりだし、男の子なんかは身長の高さなども気になり始める頃です。
また、そろそろ女の子は背が止まりはじめる頃になります。というのはたいていの女の子はこの頃には初潮を迎えます。実は初潮を迎えるというのは体のバランスが変わり始めるため、背を伸ばす成分が減り、身長の伸び率がぐんと下がり今までのように成長をする時期とは違う時期にさしかかります。
それまで大きかった女の子と男の子の背が逆転し始めるのも中学生になることです。
ですので、この頃は女の子にとって身長が伸びるラストスパートの時期に差し掛かるのです。
しかし、男の子はまだ身長が伸びる余地があります。じつはこの成長の成分が体から出る時期が男の子が女の子より長いため、男の子は女の子よりも背が高くなるのです。
さて、それでは男の子は絶対伸びるかと言えば個人によって違います。２０歳まで身長が伸びたよ。。という人の話を聞くこともありますが、それはすべての子供が２０歳まで伸びると鵜呑みにはできません。いつまで成長するかは個人差が大きいのです。
成長する時期には限りがあります。気がついたらすぐに成長のためによい生活を送ることが必要です。
実際にいつまで背が伸びるかと言うと、病院に行って、レントゲンなどの検査を受けて初めて根拠を持って予測ができます。それでもあくまで予測ですが。。。。
背が伸びなくなった大人にはその隙間は無く、小さな子供ですとその隙間はたくさんあるのはレントゲンをみると一目瞭然です。その隙間がある限りは成長していくのです。
しかし、中学生に入ってまだまだ背を伸ばしたいと思う人はたくさんいることでしょう。 クラブ活動でも背が高ければレギュラーになれるのに。。。
もっと女の子（男の子）に人気が出るのに。。。と切実な願いも持ち始めることでしょう。
中学生に入って身長を伸ばす方法としてお勧めは、食生活の改善と睡眠時間を取ることです。 特に、身長が伸びるためにはたんぱく質の摂取は欠かすことができません。 体の大半はたんぱく質で出来ていて、さらに成長に欠かせない成長ホルモンの分泌を促すのはたんぱく質の中に含まれているアルギニンと言う成分です。
しかし、たんぱく質はお肉や魚にたくさん入っていますが、油が多すぎると成長にはよくありません。
そのため脂質の少ない豆腐や大豆なども積極的に取ってください。
好き嫌いが多い子供であればサプリメントなどを上手に利用するのも手です。中学生の頃になると体もできてきますので、足りない成分を補給するのもいいでしょう。
また睡眠時間も大切です。本当であれば１０時間ほど睡眠をとって欲しいところですが、せめて８時間は睡眠をとってくださいね。
睡眠中には成長ホルモンが一番活発にでます。睡眠不足になると成長ホルモンが出ている時間が短くなってしまうので要注意です。塾などで忙しい子供もいると思いますが、睡眠をとることは忘れてはいけません。
さらにストレスをためることも禁物です。ストレスは成長にとても悪い影響を与えてしまいます。
感受性の強い年頃ですので、せめて家の中ではストレスをためなくてもよい環境を作ってあげてください。
