アルギニンの飲み方
●100%のアルギニンの味
アルギニンのサプリメントには色んなものがミックスされたものと
アルギニン自体、すなわち100%アルギニンの商品があります。
アルギニンを100%で飲む人というのは、かなり勉強されていて本格的なサプリメントユーザーでアルギニンの素晴らしさをしっかりと知っている人なのでしょう。
アルギニンのすばらしさと言うのは書ききれないほどあるのですが、特筆すべきものを少し上げてみますと、子供の成長の役に立つ、スポーツのリカバリーをサポートする、美容やダイエット、全身のめぐりをよくするなど本当に多くの働きがあります。
さて、そんなアルギニンですが、アルギニンそのものである100%の粉末は苦味があり、飲みにくいものです。
その100%のアルギニンを飲みやすくするためのいくつかのアイデアを記載したいと思います。
酸味と一緒にのむ
よく、アルギニンは強アルカリ(アルカリ性が高い)だから、そのまま飲んではいけないと心配して問い合わせてこられる方があります。
そんなときによくアドバイスするのは、粉末をそのままゴクンと粉のまま召し上がると負担がかかることが
ありますとお応えしております。
しかし、粉末をそのままごくんと飲まれると言うことはかなり難しいものです。
みなさん、お水に溶かして飲んだりされますよね?
その場合には基本的には心配要らないと思ってください。
もちろん体質に合わない人もおられますので、そういう人は要注意です。
しかし、そうは言われても気になる人もいらっしゃいますね。
その際におすすめなのは、酸味のあるジュースなどと一緒に飲むこと。
アルカリ性が高いものが心配であれば、とっても簡単で中性に近づける。
そのために酸性のものと一緒に飲めばいいんです。
それを考えるとフルーツジュースなどがいいですね。
オレンジジュースやグレープフルーツジュースなんかはとってもいいでしょう。
注意するのはグレープ(ぶどう)ジュース
そんなフルーツジュースの中で、ぶどうジュースはおすすめできません。
アルギニンを入れると青くなるんです。
ちょっとグロテスクですよ。
成分としては問題ありませんが、色が変わってしまうのです。
それはなぜかと言うとグレープの紫は「アントシアニン」とよばれる天然の色素の色です。
このアントシアニンという色素は、PH(ペーハー)の値によって色が変わります。
PHの値が低い、すなわち酸性の時には赤色になり、アルカリ性の時には青色になります。
その真ん中あたりが紫で、グレープジュースの色は真ん中の紫色です。
そのためアルギニンのアルカリ性と混ざってしまうとアルカリ性が強くなり青くなります。
ですので、グレープジュースはお勧めできません。
炭酸水に入れる
これはアルギニンの味が和らぐ方法ですごくお勧めです。
説明するとアレルギーを反応を起こすような化学式になってしまいますが、
簡単に言いますとアルギニンと炭酸が変化し、炭酸が抜けてアルギニン自体も中和され味が変わるのです。
しかし栄養自体はアルカリ性が和らぐ程度でほぼ変わりはありませんのでとてもお勧めです。
アルギニンそのものだけを摂取したいと言う人には一番お勧めの方法ですので一度試してみてください。