オルニチン しじみ
最近スーパーなどで“オルニチンいり“とかかれた商品を目にしたことはありませんか?
オルニチンとは私たちの体内にあるアミノ酸の一種です。
しじみに含まれる成分として有名なので、皆様も一度はお酒の後にはシジミを飲んだらよいと耳にしたことがあるかもしれません。
他の食材にも微量ながら含まれておりますが、シジミは他の食品より断トツに多く含まれています。
お酒を飲んだ後にはシジミ汁
「お酒を飲んだ後にはシジミ汁」と昔からよく言われます。
実は江戸時代からもうすでにシジミが健康によいと知られていました。
「寝汗に良い」「母乳の出がよくなる」等の言い伝えもあり、
江戸時代では早朝にシジミ売りが「しじみよ〜、しじみよ〜」の掛け声でシジミを売り歩いていたそうです。
これらのことからシジミは昔の人々も重宝し、積極的にとりたいと思うほどのパワーを発揮していたと言えます。
このようなシジミのパワーの源は、オルニチンというアミノ酸によるものだと言われています。昔の人々はオルニチンという成分は知らなかったでしょうが、知らず知らずのうちにシジミのパワーを感じていたのでしょう。
●オルニチンの摂取量
食品に含まれるオルニチン量
食品名 |
オルニチン量(100g あたり) |
食品100gの目安 |
シジミ |
10.7〜15.3mg ※1 |
約35個 |
ヒラメ |
0.6〜4.2mg ※2 |
約1切れ |
キハダマグロ |
1.9〜7.2mg ※2 |
さしみ7〜10切れ |
チーズ |
0.8〜8.5mg ※2 |
約5枚(スライスチーズで) |
エノキタケ |
14.0mg※2 |
約1.2袋 |
※1:総オルニチン量
※2:遊離オルニチン量
比較的多いエノキでも10袋以上は食べないといけません。
オルニチンの働き
ではオルニチンは体にとってどのような働きをするのでしょうか?皆さんお酒は好きですか?好きだけど飲んだ次の日が必ずしんどくなるなぁ。。。なんて方も多いのではないでしょうか。
アルコールは体内に入ってアンモニアという成分を作ります。そしてそのアンモニアがお酒を飲んだ後のムカつき、だるさの原因となり体の負担となるのです。そんなときはオルニチンの出番です。オルニチンサイクルに入ると、不調の原因であるアンモニアが“体に害のないもの=尿素”に変化するのです。アンモニアが減ると必然的にしんどさ、だるさは和らぎます
オルニチンサイクルとは
オルニチンサイクルは、別名、尿素回路とも呼ばれています。
不調の素、アンモニアがオルニチンサイクルに入るとオルニチンと反応し、体に無害な尿素に変換されるのです。そのときにまたオルニチンは再生され、再び回路に入ります。
これらを繰り返すことをオルニチンサイクルと呼びます。
お酒を飲んだ後や、激しい運動の後はシジミ料理やオルニチンでリカバリーを。シジミに含まれる“オルニチンの力”ぜひ実感してください!
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