オルニチンとは?
オルニチンとは私たちの体内にあるアミノ酸の一種で、「浮遊アミノ酸」と呼ばれています。しじみに含まれる成分として有名なので、皆様も一度は耳にした事があるかもしれません。他の食材にも微量ながら含まれておりますが、シジミは他の食品より断トツに多く含まれています。
身体の中には、タンパク質を構成する20 種類のアミノ酸のほかにもさまざまなアミノ酸が存在しています。その一つが「遊離アミノ酸」と呼ばれるもので、いわゆる体内にあるアミノ酸の在庫みたいなものです。浮遊アミノ酸はタンパク質と結合せずに体内をめぐっているのです。そしてどこかでアミノ酸が不足するとアミノ酸を集めタンパク質作りを行います。
浮遊アミノ酸とは
ではオルニチンは体にとってどのような働きをするのでしょうか?皆さんお酒は好きですか?好きだけど飲んだ次の日が必ずしんどくなるなぁ。。。なんて方も多いのではないでしょうか。
アルコールは体内に入ってアンモニアという成分を作ります。そしてそのアンモニアがお酒を飲んだ後のムカつき、だるさの原因となり体の負担となるのです。そんなときはオルニチンの出番です。オルニチンサイクルに入ると、不調の原因であるアンモニアが"体に害のないもの=尿素"に変化するのです。アンモニアが減ると必然的にしんどさ、だるさは和らぎます。飲んだ後にはシジミのみそ汁がいいと言うのはこういった事からきているのです。
●オルニチンサイクルとは
オルニチンサイクルは、別名、尿素回路とも呼ばれています。
不調の素、アンモニアがオルニチンサイクルに入るとオルニチンと反応し、体に無害な尿素に変換されるのです。そのときにまたオルニチンは再生され、再び回路に入ります。
これらを繰り返すことをオルニチンサイクルと呼びます。
だるさの原因 を知ろう
オルニチンはアミノ酸の一種ですが、体内に入り込むと「ポリアミン」という物質に変わります。ポリアミンとは納豆などの大豆発酵食品に多く含まれています。納豆は美容・健康の為の食材としても注目されており、いつまでもイキイキできるのはポリアミンの力といっても過言ではありません。そしてポリアミンは加齢とともに体内で減少してしまうので、オルニチンが不足してしまうとポリアミンが作られにくくなってしまうのです。
これらのことからしんどい・だるいは年齢のせいと決めつけず、あなたの体の負担を少しずつ軽減していくことから始めましょう。そしていつまでも若々しく、ストレスフリーな生活に一歩ずつ近づいていきましょう。
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