筋肉をつけるため?

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筋肉をつけるため?

プテインを飲むと筋肉がつくから嫌だという方もいます。
逆に筋肉をつけたいからプロテインを飲むという方もいらっしゃいます。さて、プロテインは筋肉になるのでしょうか?
 

 

プロテインを飲むと筋肉になるというのは「NO」です。
正確にはプロテインを飲むだけでは筋肉はつきません。
筋肉を作るにはメカニズムがあります。筋肉を修復するための栄養となるのがプロテインなのです。そのため、プロテインだけを飲んで運動をしないと、筋肉は増ません。

 

運動をすると

 

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筋肉に負荷がかかる

 

2015_9_02筋肉が損傷

 

2015_9_032015_9_05栄養をとる

 

2015_9_04筋肉がつく
 

 

 

ムキムキの身体

ムキムキの身体になるためには運動は必要ですが大切な要素があります。
人はそれぞれ生まれつき持っている遺伝子により筋肉のつきやすい人とつきにくい人がいます。筋肉には「速筋」と「遅筋」があり、「速筋」と「遅筋」の割合は生まれつき違っているのです。

「速筋」は、瞬間的に大きな力を出せる瞬発性に優れた筋肉で、短距離走やウエイトリフティングなどで活躍します。瞬発力を得意とする種目の選手は、「速筋」に優れています。速筋はウェイトトレーニングなどで鍛えられ、筋肥大をします。

一方「遅筋」は、大きな力は発揮できませんが、長い時間運動を続ける時に大活躍する筋肉で、長距離など主に有酸素運動のときに使われます。この「遅筋」は筋肥大はほとんどしません。
そのために、生まれつき「速筋」の多い人はムキムキに見える筋肉がつきやすく、「遅筋」の多い人はその筋肉がつきにくいのです。

 

 

女性の筋肉

運動をしなければ筋肉がつかないというのは男性も女性も同じですが、女性は男性に比べ筋肉がつきにくい体質をもっています。筋肉が付きにくい原因は女性ホルモンの量が関係しています。当然ながら、女性は男性よりも女性ホルモンが多く男性ホルモンが少なく分泌されます。
筋肉の成長には男性ホルモンが関わっています。また女性ホルモンの一つに「エストロゲン」という物質があるのですが、これは脂肪を蓄える機能を持っています。
 
これらの理由から、「女性は筋肉が付きにくく、女性らしい丸みを帯びた体」になりやすいのです。

 

 

子供の身長と筋肉

子どもが筋肉をつけると身長が伸びないという話を良く聞きますが、こちらには信憑性のあるデータはありません。今のところ筋肉をつけるための筋トレをすると成長ホルモンが出て身長を伸ばすには良いのではないかと言われることもあります。
また、筋肉が成長の邪魔をするといわれることもあります。成長のためにバスケットなどのジャンプをする運動が良いとも言われていますが、残念ながら今のところ、筋肉とスポーツと身長に関するデータはありません。子どもが筋肉をつけると身長が伸びないという話を良く聞きますが、こちらには信憑性のあるデータはありません。