大豆プロテインのイソフラボン
大豆プロテインというのは大豆のタンパク質のことを言います。プロテインのイメージと言えばボディービルダーやがっしりとしたスポーツマンを思い浮かべますか?
でも「プロテイン」というのはタンパク質を英語にしたもので、けしてボディービルダーのようなからだを指すわけではありません。ですので、大豆たんぱくのことを英語で言うとソイプロテインというのです。
大豆は畑の肉と呼ばれるほどたんぱく質が豊富な食べ物で、たんぱく質以外にも嬉しい栄養素がたくさん入っています。その代表的なものは、イソフラボンや大豆サポニン、大豆オリゴ糖、大豆レシチンなどもそうです。
イソフラボンとは?
女性にとって美容のことを考えるときにとてもうれしい成分はイソフラボンです。
イソフラボンはエストロゲンと言う成分に似た働きをする成分です。女性特有の不安定になりやすい体調をサポートしてくれる成分で、女性らしい美しさやしなやかさをサポートしてくれます。エストロゲンは年齢が上がるにつれて不足していくため、イソフラボンはこのエストロゲンの不足を補ってくれる役割も果たします。
●そのほかのイソフラボンの働き
そのほか、イソフラボンは、体の芯をしっかりと支える役目も果たします。こちらもエストロゲンに似た働きなのですが、体のカルシウムはエストロゲンによってしっかりと保持されています。しかしこのエストロゲンが少なくなることにより、カルシウムが保持されなくなるのです。
さらに、ダイエットしてもなかなか体重が減らなくなったりするのもエストロゲンが減るからだと言われています。
女性らしい美しさを作り出したり、女性らしい振る舞いができるようにゆったりした気分になるのもエストロゲンがサポートしていて、イソフラボンがエストロゲンの代わりをしてくれるのです。
●大豆イソフラボンについて
大豆イソフラボンは主に大豆の胚芽に含まれている「フラボノイド」の一種です。
大豆や豆腐などの大豆食品に含まれている大豆イソフラボンは主に配糖体として存在しています。糖が分離したものをアグリコンといいます。
よく、イソフラボンがどれだけ入っているかを示した数値がありますが、この糖を除いた大豆イソフラボンアグリコンとして数値を決めています。
イソフラボンの安全な1日摂取目安量
日本で長く摂取されている伝統食である大豆製品の摂取量や臨床研究などを参考に、大豆イソフラボンの安全な1日摂取目安量の上限値は70〜75mg(大豆イソフラボンアグリコン換算値)と設定されいます。
厚生科学研究(生活安全総合研究事業)食品中の植物エストロゲンに関する調査研究(1998)より/ 大豆イソフラボン含有量
(大豆イソフラボンアグリコンとしてmg/100g) |
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食品 | 大豆イソフラボンアグリコン換算量 | 平均含有量 |
大豆 | 88.3〜207.7 | 140.4 |
みそ | 14.3〜81.4 | 49.7 |
しょうゆ | 0.7〜1.2 | 0.9 |
豆腐 | 18〜32 | 20.3 |
豆乳 | 7.6〜59.4 | 24.8 |
納豆 | 65.6〜81.3 | 73.5 |
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