大豆プロテインを飲むタイミング
プロテインには大豆から作られた「大豆プロテイン(ソイプロテイン)」、牛乳から造られた「ホエイプロテイン」「ガゼインプロテイン」、卵から作られた「エッグプロテイン」などがあります。
基本的にはそれらすべてはもともとの材料の違いはあれど、「プロテイン」すなわち「たんぱく質」です。
プロテインの品質を考えるときの目安となるのは【アミノ酸スコア」とよばれるものです。もともとプロテインはアミノ酸が集まったもので、そのアミノ酸の構成を比較して栄養価を判定した数値のことをアミノ酸スコアと言います。
このスコアが100に近いものほど良質なたんぱく質になるのです。 たんぱく質を摂取するときに一番の目安になるでしょう。
さて、そんなプロテインですが、飲むタイミングにお勧めがあります。 基本的には栄養補給として飲むのでしたら、いつでも大丈夫なんですが、目的意識をもってプロテインを飲むのでしたら目的に合わせてタイミングも決めるとさらに上級者です。
目的別飲むタイミング
●運動後のリカバリーの為に
運動をしたあとはきちんとリカバリーをしてあげなくてはいけません
。 きちんとリカバリーが出来てこそ、次の運動パフォーマンスも挙げることができるのです。
そんなリカバリーを目的とするならば、運動が終わってすぐにプロテインを飲むことをオススメします。
●ダイエットに
ダイエットをするときにこそ、気をつけたいのがたんぱく質(プロテイン)の摂取です。
食事の中でたんぱく質が多い食品はお肉やお魚。すなわちカロリーが高く脂質の多いものにたくさん含まれているのです。
ですので、ダイエット中には控えたいと考えますよね。
しかし、脂質は抑えてもたんぱく質を摂取しないと美しいダイエットはできません。
その場合には代わりにプロテインでたんぱく質を補給することをオススメします。
特に大豆プロテインは美容の成分も含まれていますのでオススメですし、身体へ取り込まれる速度もゆったりとしているのもオススメのポイントです。
ちなみに、飲むタイミングでオススメなのは食事の前。
食事の量を減らすために、まず大豆プロテインを飲んで空腹を満たしてから食事を減らしてあげてください。
もちろん、大豆プロテインを飲んだあとにいつもと同じ量の食事を取ってしまうと、オーバーカロリーになるのでお気をつけくださいね。
●たんぱく質補給に
たんぱく質不足を指摘されて、
たんぱく質を純粋に補給することを考えるならばあまりタイミングは気にしなくても大丈夫です。
ただ、食前や食後に決めておくと忘れずに摂取することができますので、忘れないためにも自分でいつも同じ飲む時間を決めておくのもよいでしょう。
●成長のために
成長の為にたんぱく質を摂取するのも大切なことです。
特に成長期のお子様で背の低い場合など親御さんも心配になるのでは?
そんな場合には、夕食後にプロテインを飲むことをオススメします。
成長のための成長ホルモンが出るのは寝ている時。
成長ホルモンの出るタイミングでたんぱく質を摂取するのはおすすめです。
からだに取り込まれるタイミング
そもそも、たんぱく質は体の中でアミノ酸に代わり、
そして取り込まれていきます。
そのため、アミノ酸そのものをサプリメントで摂取するよりゆっくりと取り込まれていきます。
ソイプロテインで約2時間後、
ホエイプロテインで約1時間後
から身体に取り込まれるといわれています。
ですので、その時間少し猶予があることを考えて、すぐに取り込みたいならばアミノ酸として補給するのもよいですし、ゆっくり取り込むことでプロテインの働きの恩恵を長時間得るというのもよい方法です。
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