コラーゲンは食べなきゃダメ！

以前の栄養学では、コラーゲンは「食べてもムダ」だとされてきました。その理由は消化吸収の問題です。たんぱく質は、アミノ酸という物質がいくつもつながっています。

そのため、コラーゲンやタンパク質を食べた場合に、まずアミノ酸にまで分解されて、その後たんぱく質に再合成される仕組みになっています。

コラーゲンはたんぱく質の中でも大きな形をしており、そのために、アミノ酸まで細かく分解するのが難しく「コラーゲンを食べても吸収されない」と考えられてきたのです。

しかし、最近になって、従来の栄養学の考え方と全く違データが出始めています。コラーゲンが大きな形のコラーゲンペプチド（アミノ酸がいくつもつながった状態の物質）のまま吸収されたというデータが明確にでているのです。

また、化粧品に使われているコラーゲンは、吸収されません。コラーゲンは、化粧品の中では保湿の役割として使われており、コラーゲンを作り出すためには、食べないといけないのです。