足の大きさと身長は比例するってホント?
中学2年になる息子の身長●●cmと低くて悩んでいます。これから伸びるかなとも思うのですが、足も●●cmと小さく、伸びしろがないのかなと思っています。足が小さいと、これから身長はあまり伸びないでしょうか?


足の大きさと身長は比例する?
足が大きい子供をみると、『足が大きいから、きっと背も伸びるね」と無意識に言ってしまうこと、ありますよね。
本当に足が大きい子は背が伸びるのでしょうか?
実は、足のサイズが大きい子供が背が高くなるのかどうかは、医学的には証明されていません。
ではなぜ、「足が大きいと背が伸びる」と言われるようになったのでしょうか?
恐らく、骨の成長するスピードが関係していると考えられています。
成長期の子どもは、骨が急速に大きくなりますが、体の部位によって骨の成長スピードが異なるのです。
多くは、まずは手足の骨から成長します。それから、最後に胴体の骨が成長します。
このことから、手足が大き子は、これから体全体の骨も大きくなり、身長が高くなると期待できます。
でも実際には、足が大きくても身長が低い子も、またその逆の子もいらっしゃいます。
足の大きさと、身長の伸びしろは、医学的には証明されていないのです。
でも、ある程度の目安にはなるかもしれませんね。
長時間寝る子は大きくなる?
おばあちゃんの知恵のように、語り継がれている「寝る子は育つ」。
睡眠は成長ホルモンの分泌メカニズムと関係しており、「寝る子は育つ」は、間違いありません。
●成長ホルモンは、睡眠中に最も多く分泌されます。
●特に、寝入ってからの2時間半に成長ホルモンが多く出ると言われます。
●これは、昼寝タイムでも同じです。
よく眠る子は、それだけ、成長ホルモンが分泌するチャンスが多いということになります。
成長ホルモンが分泌される前に起きてしまうと分泌量が減ってしまいますので、 浅い眠りのこどもは、眠りを深くする工夫をすると良いでしょう。
また、睡眠は、横になることでリラックスして重力の負担から開放されるという意味でも、身長を伸ばすことに重要です。