妊娠中期から通常より1日+5ｇ、末期では1日+25ｇ、また授乳中は1日+20ｇと普段よりタンパク質が多く必要になる時期です（「日本人の食事摂取基準」タンパク質推奨量より）。

葉酸や鉄分、カルシウムのサプリメントを栄養指導ですすめられることがあるように

タンパク質不足でプロテインをすすめられることもあるようです

薬ではないので過剰に摂取しない限りは普段と同じように摂取していただけます

妊娠中が一番ご自身の食事内容や栄養を考え改めなおす時期かもしれませんね。

できれば自分で選んだ食材で料理をして食べられればそれにこしたことはありませんが、忙しかったり作ることが負担になったりする場合には、サプリをたよるのも一つです。

普段の食事から摂れるタンパク質を把握しましょう！

肉類や魚類は手のひら1 枚分（約100ｇ） で16～ 20ｇのタンパク質が摂れます。

豆腐1 丁（約３００ｇ） で18 ～ 21ｇ

卵1 個で7ｇ程度

牛乳、豆乳コップ1 杯で6 ～ 7ｇのタンパク質が
摂取できます。

ただ一度にたくさん摂取しても体内で利用されにくいので、三食バランスよく摂るのが理想的です。
注意したいのは食事でタンパク質を摂取すると脂質も多く高カロリーになってしまいますので野菜や海藻類、きのこなど栄養バランスを考えて食事を摂るように心がけましょう

バランスの摂れた食事を基本とし、プロテインを補助として摂取することは問題ありませんが一度、かかりつけ産婦人科主治医にもご相談下さい。