腸内環境を整える生活

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腸内環境を整える生活

近年では腸内環境を整えると、肌荒れや、冷え性、アレルギー等も改善すると言われ、腸内環境を整えるためのヨーグルト等、様々な商品を目にするようになりました。
腸内環境が整っていないと、便秘や下痢になってしまいます。便秘になると消化できず滞ってしまった老廃物から発生した有害な物質が肌や体に悪影響を及ぼします。下痢になると悪い菌も排出されてしまうのですが善玉菌やよい菌までもが体の外へ出て行ってしまいます。
それでは腸内環境を整えるためにはどうすれば良いのでしょうか。

  1. 食物繊維を摂ること
    食物繊維には、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があり、不溶性:水溶性=2:1をバランスよく食べることが理想とされています。水溶性食物繊維はこんにゃく・海藻類・果物類で不溶性食物繊維は豆類・野菜類(ごぼう、ブロッコリー、とうもろこし等)・イモ類・きのこ類、これらを水分と一緒にとることがとても大切です。ただし食物繊維の取り過ぎはNG!ですので、たくさんとるということではなく、普段の食事に少しずつプラスしていくことが望ましいです。chonai1603_1
  2. 水分を摂ること
    chonai1603_2私達の体は約65%が水でできており水を意識的に摂取することは腸内環境を整えるためにも欠かせません。
    水には体内を浄化して老廃物の排出を促す事ができるからです。
    効果的に水を体内に取り入れるポイントは、「水をこまめに摂取する」事です。
    汗や尿で水分が出たあとは必ず補給することを忘れずに意識してみましょう。
  3. 体を動かすことchonai1603_3週に1度でもジムやヨガへ通う事ができれば理想ですが、忙しくて難しい方も多いでしょう。そんな方にも「電車やバスででは座らない」「基本的には階段を使用する」
    「夜は軽くストレッチをする」などの軽い運動でも効果はあるので、実践してみましょう。

「いますぐに腸内環境を整えたい!」
即効性を求める方におすすめなのが自宅で簡単にできる「腸内断食」です。1日でできる方法や、何日間かかけて行う方法があるので自身の生活スタイルに合わせて実践してみましょう。
これらはたくさんの著書もありますので、自分にあった断食方法を見極めて行うことが大切です。持病をお持ちの方は、開始前に医師に相談してから行ってくださいね。
そして断食後に大切なのが断食後の食事です。やっと食べれる!といきなり大量の食べ物や脂っこいものを摂取してしまっては腸がビックリしてしまいます。これではせっかくのリセットも逆効果!朝はおかゆやジュース等消化しやすいものからはじめ、夕食は腹五分目、腹八分目くらいまで段階的に食事量を元に戻します。それによって腸に負担がかかることもなく、腸内環境も整ったままを維持することができます。
腸内環境は1度整えても生活習慣や環境変化によって日々変化します。日々、腸の動きを意識して生活することを心がけてみましょう。