水溶性食物繊維　不溶性食物繊維

水溶性食物繊維というのは名前のとおり水に溶ける食物繊維です。

植物の種子やこんにゃく、海草、おくら、プルーンのようなものに含まれていて、水に含むと膨れてねばねばするようなものが多くなります。

（種類）
・ペクチン：果物に多く含まれる グアー：豆類などに多く含まれる

・グルコマンナン：こんにゃくの主成分

・アルギン酸ナトリウム：昆布などの海草に多く含まれる

・カラギーナン：紅藻類に多く含まれる

不溶性食物繊維は水溶性食物繊維とは逆で、水には溶けません。

ごぼうやきのこ類、雑穀、ごまや豆類などが代表的なところで、えびやカニの甲羅などの甲殻類にも含まれています。

（種類）
・セルロース、へミセルロース、リグニン：植物の細胞壁を構成していて、野菜などに含まれる

・キチン、キトサン：甲殻類の殻や菌類の細胞壁などの主成分

この２つの食物繊維ですが、両方とも入っている食べ物もあります。 有名なところで寒天が両方豊富に入っています。 ごぼうなどのイメージが不溶性食物繊維の代表的なものですが、じつは水溶性食物繊維もごぼうの根には入っています。